毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

思うこと

「境界知能の母親から生まれて」というブログ記事に激しく共感したことについて

心理的虐待と愛着障害 他人のあら捜しや悪口がやめられない親 親の感情失禁と、大人の顔色をうかがってしまうこと 精神年齢が幼い親 感情の握り潰し スキンシップの欠如 タブー視と救済 最後に www.hikipos.info 読んでいて「私の母のこと?」と思うほど、母…

いじめた人間はなんとも思ってない、ということについて

たまたま目にしたこの記事。 いじめた人間は反省もしないし何の後悔もないという内容だが、私は「そうだろうな」と思った。 news.yahoo.co.jp 以前にも書いたので再びになるが、 うちの母は小学生の頃、クラスメイトの女の子に暴言(体型を揶揄する言葉)を…

「家族」が私を評価するように感じてしまう苦しさについて

「家族」が苦しい 夫の夢に対する責任 夫の夢 私の夢 「役に立つ人」でありたいと思うのは 無能な自分でもいい 「家族」が苦しい 私は自分の現状に満足していない。 厳密に言うとそれは「私が」満足していないのではなく、今の自分の状態では家族が私を評価…

医学部9浪の娘が毒母を殺害した事件・インタビュー記事に思うこと

医学部9浪の娘が母親を殺害した事件。 それに関しての書籍『母という呪縛 娘という牢獄』の著者・齋藤彩氏のインタビュー記事がネットに載っていた。 母親を殺害した娘(仮名・あかり)に同情する意見は多い。 それは私も同じだ。 ただ同時に、 激しい教育…

母にとって家族は、自分を肯定するための道具でしかなかったんだな、と思う

前回のブログを書いていて思った。 そうか、 母は家族を、 自分は悪くない、自分はよくやっているんだと、 自分を肯定するための道具にしてしまってたんだと思う。 誰だってそういう部分はあるよ。 家族には自分を肯定的に見てほしいと思っている。 認めてほ…

母を「毒親」だと思うのは、私の単なる「気のせい」なのかもしれないと思う時がある

表題の通り、 母親に酷いことを言われたと思うのも、 私の性格や行動を否定されたと感じるのも、 母を無神経でなんにも気が付かない底なしのアホだと感じるのも、 全部全部、私の「気のせい」なんじゃないかと思う時がある。 私の性格や拘りや、何かそうした…

「もののけ憑き」だった母

源氏物語・髭黒の北の方 もののけ憑きの母 愛があっても無くても 源氏物語・髭黒の北の方 源氏物語に「髭黒」という人物が出てくる。 髭黒は光源氏の養女・玉鬘と結婚することになる男性だが、この髭黒の北の方は以前から心を病んでいた。 夫婦の仲は良いと…

成人式、行かないとなんだかモヤモヤするよね

成人式に欠席した20歳男子の記事。 www.msn.com うんうん、分かるよその気持ち。 行っても行かなくても本当はどっちでもいいんだけど、 行かなければ何だか気持ちがモヤモヤするよね。 成人式って「クリスマス」とどこか似てるよね(若い頃の)。 『お友達、…

私と母は共依存だったのかも…

年明け早々に暗い話だが、 年の瀬に読んだ文春オンラインの記事。 bunshun.jp 詳細は違えど、 ここに出てくる母娘のように、 私と母も『共依存』の関係だったのかもしれないなと思った。 暴言や嫌味を言われて嫌なら会わなければいい。 なぜ自分からわざわざ…

「心がない人」って、ほんとに怖い

*性被害に関する話が出ます。 ご留意ください。 ***** 最近亡くなった母の事を思い出して悶々とすることが多い(良い意味ではない)。 亡くなった日が近づいてくるからだろうか。 心に溜めると体に悪いので、思うままに吐き出そうと思う。 ***** …

心が強いとか弱いとか

母は「強い」ってことに拘っていた。 何事であれ、人に負けたくない人だった。 そして何より「心が弱い」ってことを憎んでいた。 だから精神疾患を患う人を忌み嫌っていた。 あれは心が弱いからなるんだって。 でもそれは違うよね。 心が弱いから精神疾患に…

遠野なぎこさんの小学生時代の話を聞いて、同じだなぁ~と思たことについて

たまたま見た遠野なぎこさんの話。 「小学校時代に友達はいなかった。だって話が合わないですもん」 これを聞いて「あぁそうか、なるほどな」と思った。 私もこれだったんだな、って。 *この話に関しては14分40秒からは始まります。 www.youtube.com 小学生…

自分の半生を「育て直し」に使ってしまった…

もし私の母親があの母親でなかったら、 もし我が家がもっと穏やかで安心して暮らせる家だったら、 そう考える時がある。 もしそうだったら、私は自分の将来のことについて、もっともっと考えることができたのではないかと思ってしまう。 思い起こしてみれば…

母は娘である私の事をどう思っていたのか?という問題について深堀り

ある方から質問を頂いた。 「あなたのお母さんはあなたの事をどう思っていたと思いますか?」 さて、どう思っていたんだろうか? 面白い題材なので、考えたことを書いてみようと思う。 発言や行動に目的が無い 子どもに対応することができない 態度が変えら…

「関連付けができない」は「察しが悪い」に繋がる

もう何度も書いてるが、 母は「関連付ける」と言うことが極端にできない人だった。 「関連付ける」について単純な例を示すと、 ①石って固くて重いよね ⇒だから石臼とか漬物石に使われるだね ⇒だから加工が大変なんだね と連想することができるが、母はこうい…

毒母を可哀そうな人だと思う部分もあるが、「迷惑だった」という気持ちがはるかに勝る

思って見れば、母も可哀そうな人ではある。 あんな無茶苦茶な資質を持って生まれたせいで、身内に嫌われバカにされると言う憂き目に合ったのだから。 本人は「私が会ってやらないだけや! こっちが縁を切ったんや!」と強がっていたが、親戚から距離を置かれ…

『IQが20違うと会話が通じない』という電子書籍とSF小説『フラットランド』

前書き 高次元の世界は認識できない IQ○○の世界 物事の捉え方が違う 理想ではなく現実的に 母と私 前書き 『フラットランド(エドウィン・アボット・アボット著)』といううSF小説を読んだ(まだ途中ですが)。話の中で2次元の世界に住む住人の様子が詳しく…

車の運転にも「コミュニケーション能力」が必要だと主張する増田さん、その通りだと思います

コミュ障ドライバー 時速35キロ走行 田舎道はイライラが多い 毒母、ミニバイクで歩道を走る 最後に 元ネタはこちらです。 anond.hatelabo.jp コミュ障ドライバー 増田さんの言って事、よくわかる。 山道でも一般国道でも同じ思いを何度もしたので、そのイラ…

ホーユーっていう給食会社が倒産したらしいけど、そう言えば思い出したわ…前に行ってた給食バイトのこと

病院の厨房バイト 現場はギリギリの人数 夜中3時の連絡 先に辞めたもん勝ち 人生最速でバイトを辞める 請負業者は辛い 株式会社ホーユーという給食・食堂運営会社が倒産したってことで、全国の学校や官公庁がてんやわんやだそうだ。 値上げが通らずに倒産……

「推し活」は楽しくもあり、虚しくもあり…

推し活を初めて数か月。 写真集やら映画やドラマのDVDなど、多少の金銭を失いはしたが、 推し活は、代り映えしない日常に一筋の光明を与えてくれる。 何十年か振りにマネキュアを塗ってみたり、 何十年か振りにイヤリングを付けてみたり(ピアス穴はとっくの…

『はてな話題のエントリー』を見てたらこんなのがあったけど…これ、分かる~

はてな話題のエントリーをつらつらと眺めていると、 togetter.com というのが上がってた。 『話の理解度が高い人。 解釈が深くて、独自の発展ができる人』 これ、わかる。 別に「絵」だけに限ったことじゃなくて、 この世の中のすべての「上達」にはこれが要…

ゲキ×シネ『劇団☆新感線 薔薇とサムライ2』を観てきた! <単なるキャーキャー感想で内容無いです>

舞台もいいけど映画も良かった 天海氏のかっこよさは別格 神尾楓珠君と西垣匠君と早乙女君 西垣君 神尾君 早乙女君 古田さんと生瀬さん 内容についての感想じゃないけど 舞台もいいけど映画も良かった 本当は舞台で見たかったのですが、観れなかったので「映…

こんなに毎日虚しいのは、老化とルッキズムのせいもある

やっぱり毎日虚しいよ 老化ほど恐ろしものはない 年寄りであるのは恥ずかしい? 年寄りは醜いですか? 年寄りは居場所を限定される? 「かっこいい」を目指せ! やっぱり毎日虚しいよ 虚しい病がずっと続いている。 前回、 セロトニンだかドパミンだか知らな…

メンタルが落ちすぎて虚しいのは、哲学的な問いではなく、ただの科学の問題だったりする。

毎日が虚しい、虚し過ぎる。 私は一体何のために生きてるんだろう? 私は昔から「私は何のために生きてるんだろう?」と定期的に思う人間なのだけれど、その答えは未だ分からず。 こんなことを考えているなんて、まるで厨二病だ。 50を過ぎた厨二病患者とは…

映画『ヒメアノ~ル』を見て、ああいう悪党って実際にいるよなぁと思うことについて

悪党は誰? 悪党との距離感 「普通の人」として存在する悪党 「強者」と「弱者」 悪党は誰? 『ヒメアノ~ル』と言う映画を見た。 2016年公開なので、7年前の映画だ。 (映画と原作では若干設定が違うようなので、ここでは映画の場合のみとする) 以前から気…

理解力の乏しい人にとっては、生きにくい世の中になったのかもしれない(独り言)

説明が理解できない人 「説明」と「自己決定」が不要だった時代 知能が求められる時代 安定剤としてのお友達 説明が理解できない人 母は昔から「専門家」に相談しない人だった。 子どもの進路の事なら、学校か塾の先生に相談するのが一番だ。 でも母は、自分…

やはり知能の問題が主因だったのか?(私見)

長い前置きになるけれど 知能が高いということ 知能の低いということ 長い前置きになるけれど 以前見ていた動画の中に、ASDの女性が語る”発達障害解説”みたいな動画があった。同じ障害をもつお子さんたちの話もあって、なかなか興味深い動画だった。 その中…

女性は、なんだかんだで警戒して生きているよ!<キャンプ場のナンパ問題への独り言>

「ゴキブリ」と「ハイエナ」は言い得て妙 警戒して生きているよ 襲われる?の恐怖 好きな時に好きな場所に行きたいんだよ! 歳をとっても気を抜けない 「ゴキブリ」と「ハイエナ」は言い得て妙 ソロキャンプ中の女性、 年配男性からのナンパで大変だったとい…

医療に繋げる事と当事者の自覚

メンクリの先生に母の話をしていた時、 「本人が困ってないと受診は難しいですね」とおっしゃった。 障害の認定でも「本人が困っている」かどうかが重要ならしいが、では本人が困っていなくて周りが著しく困っている場合はどうなるんだろうか? 同じ障害をも…

『私の母は知的障害者』という本を読んで思ったこと~子どもだけが気付かない~

エストラーダ恵美・著 『私の母は知的障害者』 簡単に概要を説明すると… 題名の通り、著者の母親には中等度の知的障害がある。 56歳で診断を受けるまで何の福祉的支援も受けず、普通(とはいいがたいが)に結婚・出産を経験し、夫と離婚後は目の見えない祖母…