毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

毒親(母)のこと

「もっとちゃんと育ててほしかった」と思うのはダメなこと?

先日のメンタルクリニックでの話。 「母には何らかの障害があったのか、それともただの性格の悪い人、できない人だったのか、母の異常さの原因を知りたい」という私にメンクリ先生が言った言葉。 「発達障害や知的な問題があったかもしれないけど、それはも…

思い出してモヤモヤするので吐き出そう…娘の外見に拘る母に言われて嫌だったこと

着物騒動 新調した着物 自分の価値観は絶対 「外見」にこだわる母 最悪な気分だった式典 着物騒動 新調した着物 ずっと前のことなのに、 世間が卒業式で沸いているので、 つい思い出してしまった。 子どもの中学の卒業式での話。 式典で着ようと思って、私は…

「相手の機嫌を取ってはいけない理由」を聞いて、これって私と毒母だなと思ったことについて

何故だかお勧めに上がっていたyoutubeの動画。 『人への迎合・機嫌をとるのをやめた方が良い理由』 「自分を見失わないために!」人への迎合・機嫌を取るのをやめた方がいい理由 - YouTube これって、毒母と私の関係よね、と思った。 長年、 私は毒母の機嫌を…

母にとって家族は、自分を肯定するための道具でしかなかったんだな、と思う

前回のブログを書いていて思った。 そうか、 母は家族を、 自分は悪くない、自分はよくやっているんだと、 自分を肯定するための道具にしてしまってたんだと思う。 誰だってそういう部分はあるよ。 家族には自分を肯定的に見てほしいと思っている。 認めてほ…

子どもを自分の友達や話相手だと思っている親は、とんでもない勘違いをしていると思う

私は母の何が嫌だったのだろう? 何に我慢できなかったのだろう? 最近そればかり考えている。 母は私を、自分に都合が良い「話し相手」としか捉えていなかった。 それはいくら母が否定しようと、事実としてそうだった。 自分の感情を掃き出す相手であり、 …

母を「毒親」だと思うのは、私の単なる「気のせい」なのかもしれないと思う時がある

表題の通り、 母親に酷いことを言われたと思うのも、 私の性格や行動を否定されたと感じるのも、 母を無神経でなんにも気が付かない底なしのアホだと感じるのも、 全部全部、私の「気のせい」なんじゃないかと思う時がある。 私の性格や拘りや、何かそうした…

娘が褒められたらいやなの? それは「表情と言動のズレ」が原因だったのかもしれないが、子どもの頃は大変だったよ

私が生まれた時、母方の祖母が私の手相を見て「この子は賢い子になるよ」と言ってくれたそうだ。 私を褒めることなんてないし、誰それが褒めていた、なんて話もしない母だったが、自分の母親(祖母)が言ってたことだけは話していた。 母方の祖母は私に対し…

「男の子が欲しかったから娘が生まれてがっかりした」と娘に言う親ってどうなのよ?

先日実家の整理をしていると、私が小学生時代に書いた作文が出てきた。 自分の生い立ちを書くものだったらしく、 生まれた時から小学生の当時までを記していた。 懐かしく読んでいると「?」と思う文章があった。 『お父さんとお母さんは男の子がよかったの…

「もののけ憑き」だった母

源氏物語・髭黒の北の方 もののけ憑きの母 愛があっても無くても 源氏物語・髭黒の北の方 源氏物語に「髭黒」という人物が出てくる。 髭黒は光源氏の養女・玉鬘と結婚することになる男性だが、この髭黒の北の方は以前から心を病んでいた。 夫婦の仲は良いと…

亡き毒母を「良い人だったね」と言うご近所さん達、なんだか複雑な心境になるんだよ…

ここ一年ほど、両親が残した古家の整理に通っている。 庭掃除なんぞをしていると、 表を通りがかったご近所さん(母の友達や知人)が声をかけてくれる。 そして必ず「お母さんは良い人だったね」と言う。 ご近所だからそう言ってくれるのかもしれないが、 で…

私と母は共依存だったのかも…

年明け早々に暗い話だが、 年の瀬に読んだ文春オンラインの記事。 bunshun.jp 詳細は違えど、 ここに出てくる母娘のように、 私と母も『共依存』の関係だったのかもしれないなと思った。 暴言や嫌味を言われて嫌なら会わなければいい。 なぜ自分からわざわざ…

「心がない人」って、ほんとに怖い

*性被害に関する話が出ます。 ご留意ください。 ***** 最近亡くなった母の事を思い出して悶々とすることが多い(良い意味ではない)。 亡くなった日が近づいてくるからだろうか。 心に溜めると体に悪いので、思うままに吐き出そうと思う。 ***** …

なんでそんなことをいちいち教えないといけないの? あなたは親で、私は子どもだよね?

分からない人に「なんで分からないの?」と言っても仕方がない、 出来ない人に「なんで出来ないの?」と言っても仕方がない。 それでも「なんで?」と思ってしまう。 自分の「親」だから余計にそう思ってしまうんだ。 「子ども」の私が、なんでこんな事を一…

母が亡くなってもうすぐ1年・母に思うこと

もうすぐ一回忌 子どもを可愛がれなかった母への思い 私が母に願ったことは簡単なこと 最後の最後に母を諦めた もうすぐ一回忌 毒親だった母が亡くなって1年が経とうとしている。 私の、ある事への対処の仕方を非難する電話があって、その数日後に母はあっけ…

心が強いとか弱いとか

母は「強い」ってことに拘っていた。 何事であれ、人に負けたくない人だった。 そして何より「心が弱い」ってことを憎んでいた。 だから精神疾患を患う人を忌み嫌っていた。 あれは心が弱いからなるんだって。 でもそれは違うよね。 心が弱いから精神疾患に…

毒母の「子どもへの愛」も、やっぱり「自分中心」だったような気がする

「毒母に子供への愛はあったと思うか?」と聞かれたなら「あったと思う」と答えるが、そう答えた後に複雑な気分になる。 母には母なりの愛はあったと思うが、私はそれとは別の愛を欲していたので、「母には愛があった、だから感謝している」というような気分…

母は娘である私の事をどう思っていたのか?という問題について深堀り

ある方から質問を頂いた。 「あなたのお母さんはあなたの事をどう思っていたと思いますか?」 さて、どう思っていたんだろうか? 面白い題材なので、考えたことを書いてみようと思う。 発言や行動に目的が無い 子どもに対応することができない 態度が変えら…

「関連付けができない」は「察しが悪い」に繋がる

もう何度も書いてるが、 母は「関連付ける」と言うことが極端にできない人だった。 「関連付ける」について単純な例を示すと、 ①石って固くて重いよね ⇒だから石臼とか漬物石に使われるだね ⇒だから加工が大変なんだね と連想することができるが、母はこうい…

毒母を可哀そうな人だと思う部分もあるが、「迷惑だった」という気持ちがはるかに勝る

思って見れば、母も可哀そうな人ではある。 あんな無茶苦茶な資質を持って生まれたせいで、身内に嫌われバカにされると言う憂き目に合ったのだから。 本人は「私が会ってやらないだけや! こっちが縁を切ったんや!」と強がっていたが、親戚から距離を置かれ…

誰からも文句を言われたくないと強く思ってしまう…

私は趣味で絵を描いているのだが、 最初は楽しくても、その内に段々、何だか悪い事をしているような気分になって、虚しくなってくるんだ。 何のためにこれをしているんだろう? こんなことをしていていいんだろうか? 私は、ただ「楽しいから」という理由だ…

毒母は子供の学校に連絡できない<大人の会話ができない>

定型文が言えない 遠足、あるの?ないの? 遅刻・早退・休みも自己申告 「常識」のズレ 定型文が言えない 以前にも書いたことがあるが、 母は子どもの学校に連絡できない人だった。 さすがに当日急に休む時だけは連絡したと思うが(きっとぶっきらぼうに「休…

死ぬかもしれないと思った時、最初に頭に浮かんだのは「母との絶縁」だった

10年近く前、大病をした。 死ぬかもしれないと思った。 そんな時、最初に頭に浮かんだのは 「毒母と縁を切ろう」 だった。 あんな人に調子を合わせている場合じゃない。 人のことを考えている場合じゃないんだ、と。 そう心の底から思った。 そんな時、グッ…

「思ったことを言っただけなのに何故傷つくの?」が理解できない

ある動画にこんなのがあった。 「私はただ思ったことを言っただけなのに、なぜ傷つくのか分からない。逆に誰かに何かを言われても自分は傷つかない。何故なら、相手もただ思ったことを言ってるだけだと思うから」 私はこのロジックが理解できない。 どこをど…

「なぜ私の味方をしないのか!」と小学生の娘にわめき散らした毒母

*このエピソードは前にも書いた覚えがある。でも今思い出してモヤモヤするので、再び取り上げる。ご了承いただきたい。 ***** 毒親から言われた言葉は違和感だらけなんだが、中でもトップ級のは、 「なんで私の味方をしないんだ!!!」というセリフ。…

YouTube【来島美幸の婚活チャンネル】の『結婚してはいけない女性』が当てはまりすぎて…

最近【来島美幸の婚活チャンネル】が面白くてよく見ているのですが、そこに出てくる『結婚してはいけない女性』がうちの毒母に当てはまりすぎて草過ぎる。 例としていくつか挙げてますが、 「感情をコントロールできない女性」 「自己中心的な女性」 「批判…

うちの毒母が「大人しかった」と言われるとは…

先日、またもや実家の庭の整理をしていると、「こんにちは」と高齢の男性から声をかけられた。聞いてみると、住宅地の古くからの住人で、亡くなった両親とは知り合いだったと言う。 しばらく立ち話をしていると、 「お母さんは大人しい人だったから…」という…

母との関係で失敗したこと、それは「強い態度に出なかったこと」なんだ

とても嫌な話だが、 世の中には、自分を気にかけ優しく接してくれる人を、なめてしまう人間がいる。 「この人は何をしても大丈夫なんだ、絶対に逃げていかないんだ」そう思ってなめてかかる人間がいるのである。 母はまさにそういう人間だった。 親しき中に…

『毒友』という毒親の亡霊

毒母が残した実家の整理をしていると、外から大声で呼ぶ声がした。 出てみると、それは毒母の友達『毒友』だった。 毒友は「庭の雑草が伸び放題だ」とか「いろいろ聞いていたよ」などと、話の合間に嫌味を入れることを忘れない。 「心配していた」というもの…

親に承認されなかった心の傷は修復できない

実の親に受け入れられず、承認されなかった苦しみがどれほどのものか、毒親にはきっと理解できないんだろうと思う。 毒母は幼い私を徹底的に否定し拒否したが、母にその自覚はない。 しかしわざとじゃないからといって、気にせず通り過ぎることはできない。…

『知能』の高低が一番の問題だと思う

この話、前にもしたかもしれないけど…繰り返しになるが、まぁいいか。 私は随分前から母親の発達障害を疑っているが、彼女が発達障害であろうと人格障害であろうと、それ以上に問題なのは「知能」だと思うのだ。 知能が高い人は自分の問題点や困っている点を…