毎日が虚しい、虚し過ぎる。
私は一体何のために生きてるんだろう?
私は昔から「私は何のために生きてるんだろう?」と定期的に思う人間なのだけれど、その答えは未だ分からず。
こんなことを考えているなんて、まるで厨二病だ。
50を過ぎた厨二病患者とは、まったく恥ずかしい限りだ。
昨日 、『裏アカ』という映画を見た。
セクシャルな場面が多い映画なんだけど、虚しさの溢れた良い映画だった。
真知子が言う、「私には何もない」
ゆーとが言う、「生きてる気がしないから」
そうだね、
仕事があっても無くても、
家族がいてもいなくても、
楽しい事とか趣味とか、
そういう何かがあっても無くても、
生きてる気がしないし、自分には何もないって思うし、虚しいんだよね。
じゃあ、何をどうしたらそう思わないで済むんだろうか?
きっと、セロトニンとかドーパミンとか、脳内麻薬物質のどれかが枯渇してるんだろうね。カラカラなんだよ、きっと。
そう言えばここ2週間ほど、スルピリドを飲んでなかった。
効いてるのかどうかわからないような緩い薬だが、飲まないとたちまち精神が疲弊するので、たぶん効いているのだろう。
枯渇の潤いとして、いつもの2倍飲んでみた(主治医の了解済み)。
即効性はないのだが3日もすれば「なんか悩んでいたけど、まぁいいっか」くらいにはなる。
虚しさとは何か、
私は何故こんなに虚しいのか
そんな哲学的な問いも、単純に脳内物質のバランスが崩れているだけって可能性もあるってことだ。
ちっとも哲学的ではない。
ただの科学だ。
科学が発達すればするほど、哲学的な問いは無意味となるんだろうか…なんていう哲学的な問いを考えてみたりする。
ちょっと薬が効いてきたみたいだ、よかった。