毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

2024-01-01から1年間の記事一覧

毒母について初めて叔母(母方)と話をして、母を「おかしい」と思っていたのが自分一人ではなかったと知った

先日、母方の叔母に会った。母が亡くなって、初めて二人で話をした。 私は子どもの頃から叔母が好きだったが、母に気を遣って叔母と二人で会ったことも、話したこともなかった。母が亡くなったことで重しがなくなったというか、親戚とも、自分が会いたければ…

親子心中を「キモイ」という益田さんは正しい。正しいんだが、その母親の「キモさ」は私に中にもある

少し前だが、はてな匿名ダイアリーにこんなのがあった。 母親にとって子殺しってキモくないんだな:追記 (hatelabo.jp) 育児に悩んだ母親が3人の娘を殺害し、自分は自殺に失敗するという事件だ。 手にかける前にパンケーキ食べさせる…「最後に子ども喜ばせた…

母の変なところの一つは、感情と言葉と口調が一致しないこと

この話題も何度も書いたが、 母は言葉の使い方や、言葉を話すときの感情表現が変だった。 感情と言葉と口調が一致しない時がしばしばあって、褒めようとしているのに口調が「嫌な感じ」だったり、質問しようとしているのに、言葉使いや口調が怒っていたり。 …

バイト先に「思っていることを全部口から出さないと気が済まない人」がいることについての愚痴

表題通りの人がバイト先にいる。 良いことも悪いことも全部言葉にする。何がそんなにおかしいのか、ちょっとしたことでも大笑いするし、人の会話には必ず入ってくる。 人の悪口を聞かされるのも嫌だが、仕事中も始終しゃべっているのでうるさくて仕方がない…

母の嫌なとこは、デリカシーがないこと、すぐにキレること その②

母はすぐキレる人だった。 自分が「イラ!」としたら即キレる。 道が渋滞しているとか、相手が自分が望むような対応をしなかったとか、寒い、暑い、肌がかゆい、着ている服が窮屈などなど…、そんなつまらんことが原因でキレる。 普通の人でも、体調が悪い時…

母の嫌なとこはデリカシーがないこと、すぐにキレること

この話はもう何度もしたかもしれない、きっとしてる。 同じことを繰り返し、しかも亡くなった人の悪口とも言える内容を書くのもどうかと思うが、私のこんがらがった頭をすっきりさせるためには必要な作業なんだと開き直ろう。 母のイヤだったところ、それは…

邦画『MOTHER』 能力の限界が起こす悲劇を想う

注意:映画のネタばれあります 2020年公開の邦画『MOTHER』 主演の長澤まさみが、自堕落で身勝手な女を演じきっていてすごかった。息子・周平の淡々とした感じも哀れを誘う。 これが実話だという事にショックを受けたが、同時に、これに近い家庭は世の中に無…

宿命について考える その人がそうであるのは…

中高生の頃、よく「宿命」について考えた。 宿命とは、 『自分の意思に関係なくやってくる、避けて通れない、生まれる前から決まっていること』 だそうだ。 母と親子であること、そしてあの両親がいつもいがみ合っているのは、私の「宿命」なんだろうと思っ…

母親が男の実子への虐待行為を黙認することについて思うこと(後ろ向き・自虐的な話です)

news.yahoo.co.jp 痛ましい事件だ。 心が痛くて辛い。 いじめを繰り返す人間の脳では、 人を虐めると「快楽」を感じる部位が活発化すると言う。 この男が「楽しい時間が始まるよ」と言ったのも、 実際、虐待行為が楽しくて仕方がなかったのではないかと想像…

『「鬼畜」の家』を読んで、<視点の硬直>が招く危うさを思った

*幼児虐待の内容が出てきます 『「鬼畜」の家』(石井光太著・新潮文庫)という本を読んだ。 子どもの虐待死を題材にしたノンフィクションだが、どれもひどくメンタルが下がる内容だった。 その中で思ったのが表題にもあるように、親の「視点の硬直」は非常…

産後鬱だったんじゃないか?っていう思い出話

20数年前、夏の暑い日に出産をした。 そして産後鬱のようになった。 当時は「カンガルーケア」と言うのが流行っていて、 大雑把に言うと、 生まれたての子どもをお母さんが胸の上に抱いて、 肌と肌の触れ合いをする、というものだった。 それをすると、いわ…

『毒親』と『核家族』の問題

わが実家の毒親問題を解決するには、 家の中にたったひとり、 良識のある、 落ち着いた対応の出来る「大人の人」が必要だった。 父親がいるじゃないか?と思うかもしれないが、 父親というものは、 最初は配偶者の「おかしさ」を制止していても、 そのうち段…

毒親のタイプ、どれもしっくりこないのは、 母には何の目的も意思もなかったから

毒親のタイプ、 サイトによって表し方は色々だが、 大別するとこんな感じだろうか。 過干渉型 支配型 ネグレクト・無関心型 暴力・虐待型 うちの毒母は「暴力型」になるんだろうか。 「無関心」も入るかもしれない。 でもこの分類に何となく違和感を感じてし…

原因が分からないと進めない、そんな自分の性分が恨めしい

前回にも引用させて頂いたブログ、 『ずっと健常者だと思っていたら実は知的障害者だった人が綴るブログ』 読めば読むほど、 やはり母には、知的な問題があったのではないか? という疑惑が濃くなっていく。 それにしても、 私はなぜこんなにも、母の問題に…

知的障害について、あるブログに出会って思うこと

こんなブログに出会った。 (断りもなく勝手に引用することをお許しください) ameblo.jp 境界知能と発達障害をもつ「のん」さん。 自身の身の上に起こったこと、 障害に対する思いや考えを綴った、興味深い内容だ。 このページを読んで、 何とも言えない複…

つまらん話ですが、「おぉ~そうだったんかい!」と思った「はてな」の不具合の対処法です

ここ最近、 頂いたコメントにスターが付けられなくて困っていました。 何度クリックしてもダメ。 え~なんで? その謎が解けました。 こちらです↓ momijiteruyama.com どこのどなたか存じませんが、 『もみじてるやま』さま、ありがとう!!!!! 原因は、 …

『子供なんて何も思ってない、何も考えてない』が、母の”子ども観”のすべてだった

『子供なんて何も思ってない、何も考えてない』 これが、母が子ども(我が子だけではなく)に対して持っていた感覚だった。 じゃあ、母自身はどうだったのだろう? 母が子供の頃、何も思わず、何も考えてなかったんだろうか? 私の憶測だが、 「そうだったの…

親を「知能が低い人」という理由だけで嫌うのは間違っているんだろうか?

常々思うのは表題のこと。 親を「知能が低い」という理由だけで嫌うのは間違っているんだろうか? 母の嫌な行動や言動の根底には、発達障害の傾向と「知能が低いこと」が原因になっていたような気がする(どちらも未診断なので私の憶測にすぎないが)。 同じ…

姫野カオルコ著『謎の毒親』を読んで・ 「我が子」=「小さい体の人間」=「丁稚」という解釈に共感したことについて

姫野カオルコ氏の実体験をもとにした「謎の毒親」。 姫野さん=「ヒカルさん」が相談文を送り、それに対して回答者が返信するという形式の小説だ。 小説の中に現れるヒカルさん(姫野氏)のご両親は、本当に「謎」だった。 なぜそんなイヤなことを娘に言うの…

他人の夢の話ほど面白くないものはないと言うが、子どもの頃の悪夢のことを、ちょっとだけ語ってみる

幼いころから高校生まで、不気味で不吉な夢をよく見た。 小学校低学年の頃、 モスグリーンの背景と静寂の中、 私が海に落ちてゆっくりと沈んでいく夢を繰り返し見た。 落ちてゆくとき、エレベーターで下る時の、あの嫌な感覚があった。 海底まで沈むと、ピー…

私が幼かったころ、男の子のような格好ばかりさせられていたことについての思い出ばなし

私の子どもの頃の写真を見ると、1歳から小学校低学年の頃にかけて男の子のような格好をしているものが多いことに気づく。 髪は短く、襟足を刈り上げた男の子のような髪型。誰かのおさがりなのか、鉄腕アトムのTシャツと短い半ズボンをはいていたり。夏で暑か…

私の歯を守ってくれなかった母、時代的には仕方のないことなの?

今朝Yahoo新聞を見ていると、 『歯を生やす薬の治験が9月から始まる!』という記事があった。 これはすごい朗報。 薬の第一の目的は生まれつき歯の本数が足りない子供への治療なんだが、そのおこぼれで歯を欠損した大人にも使えるのではないかと期待してしま…

”自分が”母にとってきた態度に”自分が”脅かされている・気持ちと態度の乖離

母が亡くなったことを学生時代からの友人に報告し、「亡くなって正直ホッとした」と言うと、「お母さんとは仲良しだと思ってた。昔から旅行とかいろいろ一緒に行ってたし…」と言われた。 母と私との関係は、他人の目には「仲良し」と映っていたようだ。 それ…

「境界知能の母親から生まれて」というブログ記事に激しく共感したことについて

心理的虐待と愛着障害 他人のあら捜しや悪口がやめられない親 親の感情失禁と、大人の顔色をうかがってしまうこと 精神年齢が幼い親 感情の握り潰し スキンシップの欠如 タブー視と救済 最後に www.hikipos.info 読んでいて「私の母のこと?」と思うほど、母…

いじめた人間はなんとも思ってない、ということについて

たまたま目にしたこの記事。 いじめた人間は反省もしないし何の後悔もないという内容だが、私は「そうだろうな」と思った。 news.yahoo.co.jp 以前にも書いたので再びになるが、 うちの母は小学生の頃、クラスメイトの女の子に暴言(体型を揶揄する言葉)を…

子供に他人の悪口を垂れ流す親

『子どもを相手に、親族や周りの人たちの悪口や愚痴を垂れ流す』 これ、親は無意識にやっているのだろうけど、やられる子供は大打撃を受ける。 www.youtube.com 私が母を「毒」だと思うことの一つにこれがある。 幼い頃、母の悪口の標的になっていた第一位は…

「もっとちゃんと育ててほしかった」と思うのはダメなこと?

先日のメンタルクリニックでの話。 「母には何らかの障害があったのか、それともただの性格の悪い人、できない人だったのか、母の異常さの原因を知りたい」という私にメンクリ先生が言った言葉。 「発達障害や知的な問題があったかもしれないけど、それはも…

「家族」が私を評価するように感じてしまう苦しさについて

「家族」が苦しい 夫の夢に対する責任 夫の夢 私の夢 「役に立つ人」でありたいと思うのは 無能な自分でもいい 「家族」が苦しい 私は自分の現状に満足していない。 厳密に言うとそれは「私が」満足していないのではなく、今の自分の状態では家族が私を評価…

医学部9浪の娘が毒母を殺害した事件・インタビュー記事に思うこと

医学部9浪の娘が母親を殺害した事件。 それに関しての書籍『母という呪縛 娘という牢獄』の著者・齋藤彩氏のインタビュー記事がネットに載っていた。 母親を殺害した娘(仮名・あかり)に同情する意見は多い。 それは私も同じだ。 ただ同時に、 激しい教育…

思い出してモヤモヤするので吐き出そう…娘の外見に拘る母に言われて嫌だったこと

着物騒動 新調した着物 自分の価値観は絶対 「外見」にこだわる母 最悪な気分だった式典 着物騒動 新調した着物 ずっと前のことなのに、 世間が卒業式で沸いているので、 つい思い出してしまった。 子どもの中学の卒業式での話。 式典で着ようと思って、私は…