何故だかお勧めに上がっていたyoutubeの動画。
『人への迎合・機嫌をとるのをやめた方が良い理由』
「自分を見失わないために!」人への迎合・機嫌を取るのをやめた方がいい理由 - YouTube
これって、毒母と私の関係よね、と思った。
長年、
私は毒母の機嫌を取り、同調し、嵐が起こらないように気を配ってきた。
その結果、母は私に甘え、
私を自分の母親のように扱うようになってしまったんだな。
母が始終、人の悪口や批判ばかりしていたのは、
私がそれを聞き入れてしまったからかもしれない。
他所では言えない「負の話」を、
全部私の所に、持ってこられていたのかもしれない。
以前も書いたが、
母の知り合いの男性が「お母さんは大人しかった」と言った話。
私にとっては衝撃的な証言だったけど、
家の中では偉そうで、超が付くほど我儘だったから、
てっきり外でもそうだと思い込んでいたけど、
それは違っていたのかもしれない。
今、冷静に考えてみると、
母は大人(まともな大人の人)の会話ができない人だったので、
大人の中に入ると、借りてきた猫状態になっていたのかもしれない。
そう言えば、
親戚のお葬式や結婚式、父の実家に行った時などは、
母はほとんどしゃべらずにいた。
母は常に5,6人のグループ(ママ友、サークル仲間など)に所属する人だったが、グループの中でも意外と大人しくしていたのかもしれない。
そして、
外の世界で感じるストレスを、
家で私相手に発散させていたのではないかと思えてきた。
その人たちの悪口をいう事で、
うまく立ち回れない自分を、正当化していたのかもしれない。
思い出してみれば、
母がママ友達とおしゃべり会や旅行に行って帰ってきた時は、
必ずと言っていいほど、ママ友の行動や言動を罵っていた。
そうまで陰口をたたかないと維持できない関係ならいっそのこと一人でいればいいのにと思うが、母は一人でいることに耐えられない人なので、陰口三昧でストレス発散しながらでも、どこかのグループに所属しておきたい人だった。
思って見れば、
私は母の「悪の部分」だけに触れていたのかもしれない。
私が「母の悪」を、みんな引き受けてしまっていたのかもしれない。
母は本当はどんな人だったのだろう?
「悪の部分」を見せない母は、どんな人だったんだろう?
でもそれは私の知らない人であって、
私には関係のない人だったのだろうけど。