毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

「推し活」は楽しくもあり、虚しくもあり…

 

推し活を初めて数か月。

 

写真集やら映画やドラマのDVDなど、多少の金銭を失いはしたが、

推し活は、代り映えしない日常に一筋の光明を与えてくれる。

 

何十年か振りにマネキュアを塗ってみたり、

何十年か振りにイヤリングを付けてみたり(ピアス穴はとっくの昔に塞がった…)、

化粧品の種類も心なしか増えたりしている。

 

何に対してかは分からぬが、年甲斐もなくウキウキしているのである。

 

しかし最初は楽しかった推し活も、日が経つにつれ虚しさが沸き起こってくる。

 

アイドルなどの「歌う人」の場合は、ファンクラブがあったりライブや舞台があったり、何らかの形で「推し」に会える機会がある。

 

また「推し活仲間」なんぞがいたりすると、「推し」の素晴らしさについてあーだこーだ言い合ったりでき、推し活の楽しみも増えたりするのであろう。

 

しかし私のように「俳優さん」を「推し」としていると、生の「推し」に会える機会はほぼ皆無である。しかも「推し活仲間」というものもできにくいのである。

 

たまたま奇跡的に「え~、あなたも○○のファンですか!」という出会いがあればよいが、この年になると「芸能人で誰が好き?」などという中学生のような会話はまず無いので、そんな出会いは期待できないと思った方が良い。

 

そうなると、生の「推し」には会えないし、舞台も出てくれなければ見れないし、推しの素晴らしさについてあーだこーだも言えないのでストレスが溜まるのである。そうした行き場のない情熱が、モヤモヤとした虚しさとなるのであろうと思われる。

 

これはどうしたものか…

俳優を推しとした世の方々は、一体この虚しさをどうやって解消しておられるのか?

 

だからだな。

どこのバイトに行っても、「〇ャニーズのおばさんファン」が必ずと言っていいほど居るのは。

 

あれならファンクラブもあるし、仲間も多いし、サービス満点のコンサートライブや舞台なんぞもやってくれる。

 

男性向けの地下アイドルのように、金銭をジャブジャブと使わされるわけでもないので、一介のおばさんでも推し活を続けられるのであろうと思う。

 

実に羨ましい限りだ。

 

私の「推し」よ、

ここはひとつ、定期的に「トークショー」でも開催してもらえないか?

何でもいので歌でも歌って、ライブでもいいぞ。

 

どうかお願いである、

何らかのファンサービスを新規で考えて頂きたい。

年寄りで恥ずかしい、などと言わずに頑張っていくので頼みます。

 

今日も推しは尊い