毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

たいして何もできないのにプライドだけは高い人

 

母は何もできない人だ。

 

できないのに、なんにでも口を挟み、自分が先頭に立ってしようとする。しなくてもいいと言うと、不機嫌になって面倒なことになる。

 

母は特に人対応が全くできない。

 

自分の友達としか普通に話せない人なので、初対面の人や義理の親族などとの交流がほとんどできない。

 

機転が利かない、気も利かない、そもそも周りの状況に気が付かないので、気を遣う人との対応が全くできないんだろうと思う。

 

人対応ばかりでなく、料理も裁縫も習い事の数々も、何年続けてもさっぱり上手くならない。

 

満足にできるのは、洗濯と整理整頓くらいか。

 

整理整頓は異常なほど熱心にやる。

 

すべての書類は注釈をつけてファイリングされ、棚に整然と並んでいる。部屋は家具屋のようで、素材や色はバラバラだけど、とにかく整然と並んでいる。

 

洗濯物も、きれいに等間隔に干している。

 

分類することと整然と並べることに拘りがあるのかもしれない。

 

だったら静かにファイリングと整理整頓だけしていてくれれば、こんなに迷惑をかけないと思うのだが、できないにも関わらず主導権を取ろうとするで困る。

 

母には妙な責任感があって「自分がしなくては!」と思っているようだ。

 

だぶんこれは幼いころ「あんたは長女やから、兄弟の面倒を見んといかんよ」と祖母から言われたことが原因だろうと思っている。

 

祖母も余計なことを言ったものだ。

 

母は頭に入った情報を更新することがない。一度言われれば、その情報が何十年たっても生きているのだ。

 

しかし、できない人が先頭に立つことほど、迷惑なことはない。

 

できないことを指摘すると癇癪を起すので、できるだけ触らないように、こちらで良きように計らうしかない。

 

でも母はいつも、周りが配慮してくれていることに気が付かない。それゆえ「私はできる!」と思っているから始末に悪い。

 

恥ずかしいことになるので、夫の親族のことには関わってほしくないんだけど、しゃしゃり出てくるので本当に困る。

 

義父が病院から退院した時も、来なくてもいいと言っているのに「あいさつしないと!」ときかない。

 

仕方がないので連れて行くと、案の定「あぁ…」と言うようなことを言う。

 

「やっぱり一人暮らしはいいですよ、一人は気楽でいい。なまじっか同居なんてすると好きに暮せなくなりますよ(舅は姑を病気で亡くして一人暮らしをしていた)」

 

これ、自分の友達ならいいけれど、娘の舅に言いますか?

 

普通の感覚なら「娘に同居を迫るなよ!」と聞こえると思うんだけど…

 

舅はそれに対しては何も言わなかった。

 

母が関わると大抵こんな感じになる。周りの人が凍り付くと言うのかなぁ…

 

一度、あまりにも頭にきたので言ったことがある。

 

「周りの人が配慮してくれてるのがわからないの? よく見てごらん、みんな黙って苦笑してるでしょう?」

 

母は「何を言われているのかわからない」と言う感じだった。

 

何もできないのにプライドや責任感が強い人って扱いが大変だから、できないのなら静かで大人しい人の方が良い。

 

愚痴でした。