毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

「毒親」とは、人間のサガを煮しめたような人達なんだろうな…

 

毒親」とは、誰もが持ている人間の本性的なものを、何の理性も働かせず、そのまま我が子に対して大量放出してしまう人のことを言うのだと思います。

 

物凄く迷惑だし受けた子どもは精神を病むんですが、人として何か特別なことをしているわけではなく、ストレスの発散方法が一般的な人に比べて非常に原始的というか、単純な表現をしてしまうんでしょうね。

 

毒親が大好きな「他人を貶めて自分を擁護する」という方法。

 

これも非常に原始的な自分の守り方で、手っ取り早く精神の安定が望めるという、彼らにとっては最速の解決方法です。

 

そもそも嫌味や暴言、悪口を言うのも人間の性であって、言ったことない人なんていないだろうと思います。ポロっと本音が出ちゃった、ってことが一度や二度はあると思うんです。

 

誰でも人生で一度はやっている。

 

絶対にそんなことはない! と言い切る人がいたなら、それは自分の過ちに気が付いてない絶望的に鈍感な人か、正真正銘の「嘘つき」のどちらかだと思います。

 

ただ毒親のそれは、頻度とレベルと内容がエグすぎるんですが、他人に毒親のことを話してもあまり理解されないのは、「それって誰でもやってることだよね」と言われてしまうからだと思うんです。

 

誰もが多少はしていることなので、それがどれだけエグイ頻度か、エグイ内容なのかを言いつのるしかなく、それが人への理解を難しくさせているんだと思います。

 

人間の業やサガなんて言うものは、できるだけ隠しておきたいのが大人の感覚だと思うんですが、なぜ毒親たちはあんなにも自分の内面に従ってしまうのか?

 

何らかの障害があるのか、単なる気質なのか、それとも教育や環境や知能の問題なのかは定かではないけれど、大人になれば自然とできる「心のストッパー(理性)」がないという事だけはわかります。

 

ストレスの発散方法が非常に原始的で単純なやり方しかできず、しかも心のストッパーを持ってない。

 

それが毒親の姿でしょうけど、こう書いてみると、やはり毒親はある種のモンスターだなと、改めて思います。