うちの毒母は自分のことを「たまに怒ってしまうけど、それ以外は良い人だ」と思っているきらいがある。
「たまに怒ってしまう」も、周りにそれほど影響を与えているとは思ってないんだろうな。
暴言・嫌味もその自覚がないので「言ってない」という認識なんだろう。
本人は「怒る」と言うが、そうじゃなくて、あれは「癇癪」だから。
突発的にわめかれるのって、本当に恐怖でしかないんだよ。特に子どもにとってはね。
「本人の中ではいろいろストレスがあって、それが抱えきれなくなったときに「癇癪」という形であふれ出す。」
精神科や心理学の動画では、よくそのように説明している。
それ、頭ではわかるよ。あなたもしんどいんですね、と。
でもね、突然わめかれると、嫌な気持ちになったり「またか」とうんざりするのも事実なんだよ。
相手は「我慢する」とか「感情を抑える」ってことがほとんどできない。もしできたとしても、その分、その後の癇癪がひどくなる。
相手ができないのなら、こちらが我慢したり感情を抑えたりしないといけなくなる。そうしないと付き合っていけないからね。
でもなぁ…そうやって、自分の気持ちに蓋をして付き合うのって、はたして健全な付き合いって言えるのかなぁ…
なんでこんなに「極端にできない人」が自分の親なんだろうって思うよ。
本当につらい。
何が辛いって、子どもの方が親よりも、色んなことが「見える」ってことなんだ。「わかってしまう」っていうのかな。
何にも見えなければ、「あんな変な人、付き合われへん!」と一蹴できるんだろうな。アッカンベーで逃げるんだろう。
でも調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、変な親を無視する自分が悪いんじゃないかと思ってしまうんだ。
配慮して対策を打って付き合うのが「正解」なんだじゃないかと思ってしまうんだな。
今はそういうご時世だから、余計にそう思うんだ。
なんだか私、何度も同じことばかり書いているな。
毒母と距離を取っている今でも、やっぱり捨てきれてないんだな、毒母を。
なんでこんな辛い思いをしないといけないのかなぁ…
なんでもっと普通の親じゃないのかなぁ…
言っても詮無いこととはわかりつつ、やっぱり辛いよ…