すねて暴言を吐く母
今日ほど母のことを、この人はもう駄目だ、と思ったことはありません。
あきれるというか、情けないと言うか、何故まともに話もできないような人が母親なんだろうかと。
状況を話すとこうです。
書類上の用事があって実家に行ったのですが、行った先から妙に突っかかってくると思っていたら、いきなり暴言の嵐に襲われました。
態度が悪いとか、たまには母親を労わったらどうだとか、優しい言葉はないのかと、挙句の果てには、私(毒母)に対する感謝がないときた。
なぜこんな事を言って突っかかってくるのか、わかっているんです。
先週、入院中の叔父のお見舞いに行ったのですが、その時に私が叔父に優しくしたからだと思います。
叔父をかいがいしく世話をするのに、なぜ母である私にはしないんだ、とすねてるんでしょう。
母はこれまで一度だって、わが子にさえ、優しい事をしたことも言ったこともないのですよ。自分がしないことをなぜ人に要求するのか不思議でなりません。
自分の思い通りにならないとすぐ喚く、暴言を言う。そんな人になぜ「優しく」なんてできますか?
叔父は脳梗塞を患って半身不随・言語障害を患い、もう10年近くも施設に入所しています。最近体調が悪く、もうそんなに長くないかもしれないと連絡があって、急遽お見舞いに行ったんです。
叔父は見舞いに来た私を見て、とても喜んでくれました。自分では食べられないので、スプーンですくって食べさせたり、口を拭いたり、いろいろとお世話をしていたんです。
その間も母は、隣でずっと要らぬことを言ってました(叔父の歯が全部なくなっているとか、頭が禿げたとか。私と叔母は完全無視)
その時の帰り道も、なんだか嫌な物言いをしていました。嫌だなぁと思っていたら、案の定、今回のこれです。
忘れてる?!
最初は無視していましたが、我慢できなくなって言い合いになってしまいました。
そして最後には、「7年前に、もうあなたとは普通に付き合えませんって言ったよね?! 絶縁宣言したよね?!」と言う私。
その返答がびっくりでした。
「なにそれ? 7年前? そんなこと聞いた覚えはない!」
なんと、忘れてるんです。ほんとにきれいさっぱり。
娘が母親に絶縁宣言するって、相当な事件だと思いませんか?
しかも私はそれまで、母親の理不尽な言葉を飲み込んできたんです。そんなきついことは滅多に言いません。
その娘が絶縁宣言ですよ? 忘れられないのが普通ではないでしょうか?
この人にとって私の絶縁宣言なんて、この程度のインパクトしかないってことです。
記憶力が異常に悪いとはいえ、自分がされたことは逐一覚えているのですから、記憶の問題ではないと思います。
父のことをずっと「お父さんは執念深い」と悪口を言ってましたが、いやいや、あなたの記憶が崩壊しているだけだよ、父は普通だよ。
そしてとどめの言葉は、「言った、言ったと言うけど、メモでも取ってあるんか? 証拠を出してみろ!」。
このセリフ、まるでチンピラじゃないですか…情けない…
結果、大事なことを言う時は、録音することになりました…
もう、この人はダメです。絶望的にダメです。頭がおかしいとしか思えません。