まともな人がいない
母には複数の兄弟姉妹がいるが、どの人も、どこか変わっている。
人生において、普通の人がしないようなことをしている。これは良い意味ではない。悪い意味でだ。
そしてその子供たちも、不出来な人が多い。
とくに男子が酷い。
ギャンブルで身を持ち崩した者、離婚と結婚を繰り返し、そのたびに養育費と慰謝料で破産寸前の者、借金で差し押さえになった者、定職に付かない者など、お金にルーズで先のことを考えられないところが共通している。
女子は割合と落ち着いている。人生を大きく踏み外した人はいない。
独身でもきちんと仕事を続けてまっとうな暮らしをしている者もいるし、結婚して子育てして普通に暮している者もいる。
脳の機能障害は男子に強く表れるんだろうか、それともこれはただの偶然か。
子育てできない人達
母とその兄弟姉妹は、皆、子どもを同じように育てていた。
自分の遊びや都合が優先で、子どもの事はほったらかし。子供の特性とか将来のことを考えることもなく、行き当たりばったりの対応を繰り返している。
子どもの学業に気を配ったり(宿題を見てやるとか、そんなことさえしない)、進路を考えてやったり、生活習慣を身に付けさせることもしない。
躾さえまともにできない人たちだから、そんな高度なことができるわけないのだ。
そんな兄弟の中でも、うちの母が最もひどい。できないことにかけては天下一品だからね。
だから子供たちは勉強もできず、学歴もなく、まともな職にもつけない。まともな職に就けないから、元々お金にルーズな人間が、益々お金に困ることになるんだ。
まさに貧困の連鎖だ。
貧困家系
貧困者が複数いる家系には何かある。
努力とか不運とかだけでは説明が付かない、遺伝的な何かがあると思う。
どれか一つ持っているだけでも、普通に働くのは難しいのではないだろうか。まともに働けないと、たちまち貧困状態に落ちてしまう。その子供に特性の遺伝があれば、また同じことの繰り返しとなる。
結婚はリスキーだ
母と一緒に、その兄弟とも縁を切ることができれば、どれだけさっぱりするだろうか。
でも血のつながりとは残酷なもので、法的に縁を切ることはできないんだ。
だから結婚相手って大事なんだよ。
一度その子どもとなってしまうと、もう二度と縁を切ることはできない。親が離婚しようとも、親子・兄弟の縁を法的に解除することはできないんだ。
もう一度言う。だから結婚相手は大事なんだよ。
好きや嫌いだけで結婚してはいけない。その親や親類縁者を良く調べて、変な人がいればやめた方が賢明だと思う。
それは将来生まれてくる自分達の子どもを、不幸にしないためでもあるんだよ。
そう考えると、結婚ってリスキーだよね。
結婚せず、子どもも持たず、一生自分だけを守って生きていくのが、最も簡単なリスクヘッジになるような気がする。
じゃあ、毒親やその兄弟を抱えている私は、非常にリスキーな結婚相手だったってことだ。申し訳ないなぁと思うよ…ほんと
我が子にも少しだけ「変」の要素がある。
本当に申し訳ないことだと思っているよ。