子どもが働くようになったら、結婚したらでもいいよ、とにかく子供が一人で生きていけるようになったら家族を解散するってどうなんだろうか。
鮭の親のように、
子どもを育てたら(鮭は「産んだら」だけど)親はこの世から引退する。
でもそんなに簡単に三途の川は超えられないから、
引退の代わりに関係を断つってどう。
親は子育て後の余生を、身銭と税金でどうにかする。
子どもは「いなかったもの」として過ごす。
それでいいじゃないかと思う。
不謹慎かもしれないけど、
今は人間、長生きし過ぎなんだよ。
90も100もって、
そりゃ誰だって生きていたいって思うけど、
あまりにも長いと子どもが大変なんだよ。
親が90になったら、子供だって年寄りだ。
体力衰えてしんどいのに、いつまでも親の面倒を見ないといけないって、いったいいつになったら親から解放されるんだよ! と言いたい。
介護とかにならなくても、気になるだけでしんどいんだよ。
これって親が「毒親」だから思うのか?
普通の親だったら「いつまでも長生きしてね」と本気で思うんだろうか?
私はね、自分のことと、自分の家族の事だけ考えて生きていきたいんだ。
なのに親はいつもいつも、私の前にでん!と横たわっている。
あの母が、いつまでもどこまでも着いてくる。
そんな憂鬱な気持ちが、ずっとずっとずっとずっー---と、私の心にある。
こんな思いを、我が子にはさせたくないよ。
だからやっぱり人間も「鮭の親方式」がいい。
鮭の親になって、子どもを解放してあげたい。