ツイッターでこんなのがあった。
『中学生の時クラスに変った奴がいて、癇癪起こすわ暴れるわ、女子に痴漢まがいのことするわで迷惑してた。ある日体育の授業でサッカーをした時、サッカー部の奴がそいつの腹を蹴って内臓破裂の大けがをした。サッカー部の奴の言い分は「ボールを蹴ろうとしたら当たった」だったが、ボールとは完全に違う方向だった。でもなぜだかそれは「事故」ってことで片付いた』
おおよそこんな感じの内容だった。
「内臓破裂」は事実かどうか疑わしいが、そう書いてあった。
それに対してある人が、こんなリプを返していた。
『その子には何かの障害があったかもしれないのに、普通学級に掘り込まれたばかりに酷いいじめを受けて、「迷惑だった」ってことだけの印象が残っているのはあまりにかわいそうだ』
これを読んで、私はまた複雑な気分になった。
どうすることがこの子を楽にしたんだろうか?
普通学級は無理そうなので、やっぱり特別支援学級に通うのがその子の為には良かったのだろう。
でもそれには親の同意がいる。
親が拒否すれば、その子は無理無理に普通学級に通わされ、いじめを受けることになるだろう。
いじめはダメだといくら言ったところで、毎日の学校生活で多大な我慢を強いられるクラスメイドだって大変だろう(それでもいじめはダメだが)。
リプを返した人は「就学前の発達障害検査を義務付けてほしい。早期発見と療育しかその子を救えない」と言うようなことを言っていた。
これには全く同意である。
早く発見して対策をする。それしか方法はないように思う。
我が毒母のようにこじれにこじれ性格がひん曲がってしまう前に、何らかの対策が絶対に必要だと思う。
しかし親に情報や理解がなければ、子どもはそのままにほったらかしになってしまう。ここでも「親ガチャ」が発動するのである。
親の当たりはずれに関わらず子供を守るためには、検査の義務化が必要なのだと思う。