毒母が毒母である原因を知ったところで、何がどうなるわけでもない。
でも知りたい。
モヤっとしたままでは気持ちが悪いんだ。
すでに何度もこのブログで書いているが、考えられるのは3点。
②人格障害(自己愛型)
③知能が低い
かなり怖いけど、全部ってことも考えられる。
最近になって、発達障害ではなく単に知能が低いだけかも、と思うことがある。母の発言を思い返してみると、あまりの考えの至らなさにそう思うんだ。
例えば、最近の会話でこんなことがあった。
「昔、私(母)が働いていたころ職場にAさんという人がいて、その人は頭が良くて…うんぬんかんぬん」という自分の昔話だった。
そしてそのAさんを「賢い人」と思った理由は「最初に試験があったんだけど、Aさんは一番だったそうだ、本人がそう言ってた」なんだと。
試験を受けたのは全員が中卒なので、その試験は中卒でも大丈夫な内容のはず。母が言うには小学校で習う計算問題だったと。たぶん簡易なIQテストなんだろうな。
聞くとAさんの学歴はなぜだか「高卒」なんだ。
小学校レベルの計算問題を高卒の人が解けば、そりゃあトップ合格になるでしょうよ。
私がそう言うと、「なんだ、そういうことか…」と。
「へぇ~」と感心する母に、「今、気が付いたんかい!」と呆れた。
何十年も、そのAさんが言った自慢話(にはならないけどね)を、言葉のまま信じていたってことだ。
Aさんも「この人なら言ってもバカにされない」と高を括ってたのかも。普通なら「あんた高卒なんだから当然じゃん!」と一蹴されてしまいだよ。
母の話には、似たようなことがたくさんある。
もう一歩踏み込んで、話の真偽を考えるってことがないんだな。
相手が言ったことをそのまま信じてしまう。しかもそれを「私は素直だから」と言っている。「人の裏を考えない素直で良い人」なんだと。
え~っ、そういう事じゃないだろう?
それとも私があざといのか?
でも母の一番の自慢は「私は騙されたことも詐欺にあったこともない」なんだ。
それは本当のことで、犯罪には鼻が利くというか、用心深いんだよね。
そのあたりの区別ってどうなっているんだろう?と不思議なんだ。
だから知的障害や境界知能と言うわけではないけれど、平均の100はないって感じなのかなぁ…と思っているんだけど。
最初の話に戻ると、なんで母があんな昔話を唐突に始めたかと言うと、「トップ合格を取るような頭の良い人が気になった私はバカではない」と言いたかったのだろうと思う。
母はよくこういう話をする。「私はバカじゃない!」と訴えるような話。
…そういうのを聞いていると「この人はきっとバカだバカだと言われてきたんだろうな」と想像してしまうんだ。大きなコンプレックスなんだろうなと。
気の毒だとは思うけど、やっぱり知能が低いんだろうか…
いつも通りの、堂々巡りな話…でした。