今回は、毒母の名言5選です。
私が幼稚園から小学校くらいまでに放たれたものです。
- ①「子どもなんて欲しくなかった」
- ②「女の子は嫌い! ベタベタしてくるから」
- ③「娘は母親の味方をするもんだ」
- ④「娘がいると家事が楽になるっていうけど、全然楽にならんわ」
- ⑤「そんなしょーもないことするの、やめとき!」
- 母の嫌味は自己防衛なのか
①「子どもなんて欲しくなかった」
このセリフ、毒母の定番ですよね。
うちの場合は「子どもなんて欲しくなかったけど、お父さん(夫)が欲しがったから産んだ。本当は結婚もしたくなかった。船乗りになって世界中を回りたかった」
はいはい、船乗りにでも何でもなって、どこなと行っちゃってください。そのまま帰ってこんかったら清々します。
私だってあなたみたいな親、欲しくなかったんですよ。
知ってました?
②「女の子は嫌い! ベタベタしてくるから」
母はどういうつもりで、幼い娘に対してこんなことを言ったんでしょうね?(今なら「あ、そ、じゃあ私が嫌いってことね」と言ってやるのに)
私は「娘」なので正真正銘の「女の子」。
「女の子は嫌い」=「娘は嫌い」となっていることに気が付いていたんでしょうかね?(絶対に気付いてないな)
③「娘は母親の味方をするもんだ」
夫婦喧嘩が絶えない頃、母が私に厭味ったらしく言った言葉。
激しい夫婦喧嘩がどれだけ子どもの心をかき乱しているか、そんなことに気が行くことはないんだろうな。だからこんな図々しいことが言えるんだな。
母の理想は、
<泣きながら「お母さんにそんな酷いこと言わんといて!」と父に訴える>
だそうです。
なんだそれ? あほくさ…
④「娘がいると家事が楽になるっていうけど、全然楽にならんわ」
「女の子は家の手伝いをするから母親は楽なはずだ、なのにあんたは何もせんな!」 なんだと。
これ、5、6歳の頃に言われた言葉です。
しかも「教える」という事ができない人なので、用事を教えてもらったことも、「これをして」と指示されたこともないんです。
つまり母の理想としては、娘が自主的に気を利かしてあれこれと家事を手伝う、自分は楽になる、という構図。
自分は全く気が利かない人間でありながら、周りの人にはそれを求める、その神経自体が理解不能なんですが、母はそういう身勝手な人間なんです。
自分が家事で疲れた→その時にふと頭に浮かんだことを言った。母の頭の中は、たぶんこんな感じ。
なんも考えてないことは明々白々なんですが、幼い娘としては責められているわけだから傷つくんですよね。
その上、そう言われないためにどうしたらいいのかもわからない状態で、最悪なんです。
結果、いつ同じことを言われるんだろうかと、ビクビクして暮らすことになるんですよね。
⑤「そんなしょーもないことするの、やめとき!」
関西弁で失礼しました。
「そんな無駄なことするのはやめておきなさい」です。
こう書くと「諭す」という感じになりますが、全然違います。
私は子供の頃工作やおやつ作りが好きで、いつも何かを作って遊んでいたんです。そうするとかなりの確率で「しょ~もないことして!」と嫌味を言われます。
「買ってきた方が早い」
「散らかるだけや! つまらん」
などと言ってなじられます。
今でも母は何故だか「パッチワーク」が大っ嫌いで、「あんなきれいな生地を切り刻んで、あほや」と言います…
私が一時期パッチワークに凝っていたんですけど、知ってて言ってるのか?
母の嫌味は自己防衛なのか
母は、自分が嫌いなこと、あるいは自分が苦手なことを、娘や他人が楽しそうにやっていると心がモヤモヤするのではないかと思うのです。
だから「そんなんつまらんことや!」と悪態をつくことで、できない自分を正当化したり、批判的に思っているのは間違ってないと確認したい。
そうやってモヤモヤした気持ちを晴らしているんじゃないかと。
まったく、はた迷惑な自己防衛だ。
何故そうまでして自分を守るのか?
あんな調子だから、子供の頃から批判ばっかりされて育ったのではないかと思います。それで必要以上に自己防衛に走っているのかも。
どちらにしてもこちらには関係ないことで、ものすごく迷惑なのでやめてほしいです。
あ、でも、そこまで考えてないかも。やっぱり単に「なんも考えてないだけ」かもしれんな。
*母の名言はまだまだあるので、たぶん続編やります。