毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

激しい夫婦喧嘩は虐待になるんだけど、そう思っていない毒親が多い気がする

 

母の怒号が飛び交う我が家

 

うちの父母は、私が覚えているかぎり、毎日のように喧嘩をしていました。

 

母はただでさえ暴言の多い人なので、喧嘩となるとその言動は聞くに堪えません。まるで”ごろつき”のようでした(今でもそうです)。

 

母は普段から攻撃的なものの言い方をする人で、それだけでも子供にとっては恐怖なのですが、喧嘩になって「〇ね!」などという暴言を聞くのはものすごく怖かった。

 

父が良く口にしていた「もっと普通に言えんのか?」という言葉。本当に、なぜもっと普通の口調でものが言えないのでしょう?

 

「○○(母の出身地)では、これが普通なんだ!」と言ってましたが、絶対違うと思うわ。そんなことあるわけない。

 

母親が爆発しないように、常日頃からピリピリしていた子供時代。

 

こう書いていると、実家は常に「恐怖の館」だったんだなぁ…と、子供の頃の自分を慰めてあげたい気持ちになります…

 

夫婦喧嘩を見せるのも虐待です

 

実家のような激しい夫婦喧嘩も、立派な虐待になるそうです。でもそれをわかっていない毒親は多いような気がします。

 

母なんぞは最近になって、「あれは喧嘩ではない、意見の言い合いだ」と言っています。

 

なんだそれ? あれが意見の言い合いだと!? ふざけるんじゃない。

何があったにしても、夫に「〇ね!」なんて言うことが意見の言い合いですか?

 

客観的に、俯瞰的に、自分のことを観察することができないんですね… それとも自分を擁護することに必死なのか…

 

どっちでもいいですが、はらわたが煮えくり返るので、ふざけた発言は止めてもらいたいものです。

 

子どもが安心して暮らせる環境を保証するのが、親の第一の役目ではないのでしょうか。

 

親がその環境を破壊して何が「親」なのか、と思いますが、自分がしたいようにしているだけなので、母にその自覚は全くないのです。

 

もちろん「子供の目の前での夫婦喧嘩」が虐待になるなんて、露ほども思っていません。

 

母によると「言いたいことは言った方が良い」そうなので、夫婦喧嘩の何が悪いのか、さっぱりわからないのでしょう。

 

子供の視点に立って考えるなんて事はできるはずもないので、子供が受けた恐怖なんて想像することもできないのでしょう。

 

むしろ「そんなことくらいで怖がるのは心が弱い人間だ」と思っているくらいですから。

 

「激しい夫婦喧嘩も虐待なんだ」という事を、もっと世の中に周知してほしいです。日常的に夫婦喧嘩をする人ほど、そのことに気が付いていないのではないかと思います。