批判するための会話
母は家の前を近所の人が通ると、必ずその人の悪口を言います。
服装・髪型・体型、家族のことと、あらゆることが悪口のネタになります。
私が子供の頃は、手作りハンバーグの大きささえネタになっていました。
宗教が大嫌いなので、宗教批判はすさまじいです。
何も「入りませんか?」と言われたわけではないのです。人が好きで信心しているものを、なぜそこまで口汚く批判するのかまったく意味が分かりません。
自分が気になることは何度も繰り返すので、聞かされる方は苦痛でしかありません。
他人の悪口ばかり言う理由
人の批判や暴言が会話に中心になるのは理由があるようです。
朝日デジタルの「怒りっぽい高齢者にどう対応?」という記事からですが、「本人は会話を楽しみたいけれど話題がない」そうなんです。
なんと。
そういえば母も語彙力・言語能力が低いです。
知っている人とは会話できても、初対面や義理の親族とはほとんど話せません。難しい話をしているわけではないのですが、話についてこれないような感じがします。
またこちらのサイトも興味深いです。
発達障害の人は、①表現できる言葉が少ない、②相手の気持ちが理解できない、③衝動的という特徴があるとのこと。
なるほど、それで「他人の悪口」という思いついたことをそのまま口にしてしまうと。悪口ならさほど考えないでも、会話としで成り立ちますから。
これがせめて中学生くらいまでの子供だったら、何か対策のしようもあったでしょう。でももう後期高齢者と言われる年齢の人です。障害かもしれないと思っていても、我慢し続けるのは難しいです。