毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

障害かもしれいないと思っても、我慢し続けるのは難しい

発達障害を持った人との付き合いについて、いろいろ思うことがあります。

 

理想は、共に助けあり、補い合い、上手く共存していくことだと思います。

 

それが職場であるとか学校とか生活の一部でのことなら可能だと思います。

 

でもそれが「親」の場合は、かなり難しいです(母は発達障害だと診断されたわけではないのですが、かなり怪しいです)。

 

誰か支援者がいれば、まだよいのかもしれません。「あなたのことを悪く思っているのではないよ」と子供に伝えることができれば、子供が精神を病むことはないのかもしれません。

 

でも大抵は、支援なしでの子育てです。親の異常(敢えて異常と書きます)がそのまま子供に突き刺さります。

 

子供は親からの暴言や嫌味をそのまま受け取ってしまいます。そして「自分が悪いからだ」と思い込みます。

 

でも子供がどれだけ努力しようとも、親の態度が変わることはありません。癇癪を起し、衝動的な発言を繰り返し、汚い言葉で他人を罵倒します。夫婦喧嘩も絶えません。

 

自分の人生の大半が、その人の異常行動によって振り回されます。

 

本人に自覚があればまだましです。

 

医療機関を受診するとか、周りの助言を聞くことができるかもしれません。ですがそうでない場合は、トラブルの連続になってしまいます。「グレー」の場合は特に顕著でしょう。

 

子供が大人になって、親が発達障害かもしれないと思った時、子供は一体どうしたらいいのでしょう?

 

親の親に成り代わって、自分の親の再教育をするのでしょうか?

 

特質を理解し、仕方がないと我慢し続けるのでしょうか?

 

カサンドラ症候群」という言葉あります。

 

自分を苦しめている原因が「障害」にあるとわかっても、つらいものはつらいです。

 

逆に相手を責めたり拒否したりする自分は極悪人なのではないかと自分を責めてしまったりすることもあると思います。理解できない自分がダメなんじゃないかと。

 

なぜこんな重い荷物を背負わないといけないのでしょうか?

 

理解は必要です。排除してよいとも思いません。

でも、です。家族は難しいです。

 

どうしようもなく疲れるなら、心が痛むなら、その人とは距離をとっても良いと思います。たとえ絶縁して恨まれようとも、自分を守るためには仕方がない。

 

どんなきれいな言葉も、そこで今苦しんでいる人には関係ないのです。