太っている人に「太ってますね」と言ってしまうのは障害なんだろう。
でも、太っている人に「ブタ」と言ってしまうのは障害ではなく、性格が悪いんだろう。
毒母はそんなふうに、性格がとてつもなく悪い。
乳歯の生え替わりの子どもに「歯抜けじいさん」と言ってからかう。
思春期のふっくらした体型の頃は「膨らしパン」と言われ続けた。
散髪に失敗した孫には「雷おやじみたいな変な髪型」と言って泣かす。
なぜワザワザ嫌味に色を付けるのか?
それが「おもしろい」と思ってるんだろうか…
毒母は、ただ心無いだけではない。
人の不幸や嫌なことを面白がるのだから始末に負えない。
母の知り合いの話だが、
コロナに罹った子供がその子の祖父にうつしてしまい、祖父が亡くなるということがあったそうだ。
びっくりするのは、毒母が実に楽しそうにそのことを話すことなんだ。
この話のどこがそんなに楽しいんだろうか?
「その子の心のケアが大事だよね」と言うと、毒母ははしゃぐのを止めた。
人の気持ちがわからないだけではないのだろう。
感情の感覚がおかしいんだ。
感情の感覚がおかしいことを「性格が悪い」と言うのだろう。
毒母の話を聞いていると、こちらの感覚がおかしくなりそうで怖い。
こんな心の無い人間がこの世にいるんだと、恐ろしくなる。