毒親のタイプ、
サイトによって表し方は色々だが、
大別するとこんな感じだろうか。
過干渉型
支配型
ネグレクト・無関心型
暴力・虐待型
うちの毒母は「暴力型」になるんだろうか。
「無関心」も入るかもしれない。
でもこの分類に何となく違和感を感じてしまう。
うちの毒母はどのタイプも違うような気がするからだ。
理由は、
母の暴言の先には、「目的」なんてなかったのではないかと思うからだ。
サイトの記事を読んでいると、
大抵そこには「~しようとする親」と書いてある。
子どもの人格、能力、容姿、全てに関して否定してくる。
(子どもを全否定して自己主張できないようにし、コントロールしようとしてくる。)
普通であれば子どもが褒められるようなことをしても難癖をつけて、けなしてくる。(子どものことは絶対に褒めない。)
『のびしろ心理学研究所』 より
「~しようとする」「絶対に~しない」には、
親側の「目的」と「意思」が感じられる。
でも母からは、そういった目的や意思は感じられず、
「瞬間的にしてしまう」だけだったのではないかと思うのだ。
子どもをコントロールしようとも思ってなかっただろうし、
難癖をつけている気も、
貶している気もなかったのだろう。
そもそも母には、
そういった「先の結果」を想像する能力は無かった。
だから、
その瞬間「そう思った」から「そう言った」という、
単なる「生理現象」だったのだろうと思うのだ。
咳やくしゃみが出てしまうとか、あくびと同じだ。
何度も繰り返し書いているが、
要するに母は、
自分の言動をコントロールできない困った人だったのだろう。
おまけに、
他人を不快にさせる言動が何なのかが、本当に分からない人だったのだろう。
誰だって、ポロっと言ってしまうことはあると思う。
でもいつもいつも、
継続的に要らぬ暴言を吐き続けるのは「異常」だと思う。
しかし母が言うには、
「いちいち考えていたら、何もしゃべれなくなる!」らしく、
そして「言ったことなんて、いちいち覚えてない」んだから、
「私のいう事なんて聞き流せばいい」のであって、
不満を訴えるのは「執念深い」のだそうだ。
やれやれ…
こういう一連の事が分かったのは、
このブログを書くことで、
母の事を改めて考えるようになってからだった。
もっと早く気が付いていればなぁと思う。
子どもの頃は、
母にも意思や目的があると思って疑わなかった。
大人が「単なる生理現象」で暴言を吐くとは思わなかったからだ。
だから「私がこうだから、母にあんなこと(暴言)を言われるのだろう」、
そう思って傷ついていた。
母が気に入るような自分に変えないと、と必死になってた。
なんとバカバカしいことだ。
母の「無意識」に振り回されていただけなんて。
ものすごく無駄な回り道をしたなぁ…と思うと悔しくなる。
まぁでも、
母の暴言が生理現象だったとしても、さらりと聞き流せるわけでもなく、
不快な事には変わりはない。
無意識なだけに矯正は難しかっただろうから、
非常に厄介な人だったことには間違いないだろう。