結局、母が発達障害なのかどうかはわからずじまい。
しかし、同じ発達障害の人でも人となりは十人十色。障害からくる特質は似ていても、人柄については性格の問題だろうと思う。
母の異常性は何らかの障害が原因なんだろうと思ってきたけれど、確かにそれもあるかもしれないが、人に与える不快感の根本には「性格の悪さ」があるのかもしれないなと思う。
人を傷つけ怒らせ、自ら嫌われる原因を作ってるにも関わらず「私を邪険にするなんて許せない」と激怒している。
自分の感情の処理を人に丸投げしておきながら、「私の気分が悪いのは、上手く処理してくれないお前のせいだ!」と切れている。
しかも、自分と全く同じことをしている毒友のことを、これでもかと言わんばかりに批判したりする。
なんて滑稽な人なんだろうか。
なぜ自分がその人と同じだと気が付かないんだろう?
一度だけ聞くに堪えかね「同じことをしていると思うよ」と言ったことがある。すると「そんなことない! 私はあんなことはしていない! 一緒にするな!」と激怒された。
母がいかにめちゃくちゃな人間か、関わった人ならわかると思う。でも本人だけがわかっていない。わかろうとしない。
父も私も親戚の人たちも、これまで何度も指摘してきたけど真面目に聞こうとしない。
少しでも何か言われると、「聞きたくないー--!」と耳を塞いでわめいている子供の様な感じになってしまう。
ずっとそうやって「私は悪くない!」と他人の忠告を拒否し続けた結果、子供の頃から少しも成長しないまま後期高齢者になってしまったんだろうなと思う。
自分を顧みることがなく自己保守に必死な人は、やはり歩み寄るのは難しい。
性格が悪い人、素直さがない人はどうしようもないんだ。
それは障害以前の問題なんだろうなと思う。