毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

性格が悪いということ

 

 

木下優樹菜さんのことが話題になっていたけれど、ツイッターの意見でこんなのがあった。

 

「彼女はADHDの前に、バカで性格が悪いんだよ」

 

木下優樹菜さんがどういう人なのかは知らないし、恐喝事件のことも詳しくは知らないので、彼女が「バカで性格が悪い」のかはわからないけど、「性格が悪い」から事態が余計に悪くなることはあると思う。

 

発達障害がどうのと言うよりも、性格が悪い人というのは「相手を侮辱するようなこと」を言いがちではないだろうか。

 

例えば、

太った人に「太ってますね」と言うのは、不用意な言葉ではあるけど「侮辱」とはちょっと違う。それだけなら「障害の特性なんだな」と思って気持ちも収まるかもしれない。

 

しかし「太ってますね」の後に、

「毎日食べてばっかりしてるんでしょ? だらしない生活してるからそうなるのよ」と言えば、これは「侮辱」になる。

 

性格が悪い人は、この後半のセリフをわざわざ付け加えることが多いように思う。「太っている」という単なる見た目ではなく、「あなたはダメな人間だ」と人格否定することを忘れないんだ。

 

なぜこんな要らぬことを言うのか?

 

それはマウントを取って、すっきりした気分になりたいからではないだろうか。

 

もしADHDの特性があるとするなら、性格が悪いがゆえに出てくる人格否定発言を「止められない」という部分ではないかと思う。特性があるから「人格否定的な悪口を言ってしまう」ということではないのではないか。

 

「バカで性格が悪い」ってこういうことなんだろうと思う。まさにうちの毒親そのものだ。

 

騒動の中で「発達障害をひとくくりにしないでほしい」という意見がたくさん出ている。

 

もっともな苦情だと思う。

 

バカで性格が悪い人と一緒にしてほしくないと思うのは当たり前のことだ。