毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

毒親の毒親たる所以【思考能力が中学生で止まっていた人】

 

うちの毒母は、過去の体験や経験から何も学べない人だった。そのためか、彼女の思考は中学生くらいで止まっているように思えた。

 

前回でも書いたが、母は、ずるがしこく反社会的な行動をとる人が好きだった。

 

怒鳴り散らして人を黙らせるような人や、こずるい方法で得をしているような人を【賢い】と褒めていた。

 

これってある意味、中学生くらいまでの【子供の感覚】だと思うのだ。

 

大人になるとそれがどれほどカッコ悪い事がわかる。だから誰も【賢い】なんて思わない。面倒なので、黙って遠ざかるだけであろう。

 

思慮深く頭がいい人や利発な人、思いやりのある人などは、生意気だとか、理屈臭いだとか、人に媚びへつらっているとか、なんでそんな考えになるのかさっぱりわからないが、母にとっては理解不能な人々と映るようだった。

 

実際、母は【頭が良い人(利発と言う意味で)】が理解できないようだった。理解できないというか、誰がそうなのか判別ができないと言う感じだった。

 

だからわかりやすく目立つことをしている人(大声で威嚇するとか、儲けているとか)にしか目がいかないんだろうと思う。

 

こうやって書いていると、母は徹底して【難しいこと】がわからない人だったんだなと思う。わかりやすいものにばかり目を取られるのは、分かりやすくないと分からないんだ。

 

分からないんだったら、せめて黙っていてくれないか? と思うんだが、こういう人に限って声が大きい。自分の思ったことを大声で主張するから厄介なんだ。

 

私は子供ころ、ヤ〇ザやヤ〇キーみたいなのがいいのかと思っていた。そうなったら母は喜ぶのかなぁと思っていた。それくらい、母の価値観は歪んでいた。

 

まっすぐ進もうとしているところを、その歪んだ価値観で大きく迂回させられたような気がして悔しいのである。