うちの毒母は「聞いているけど聞いていない」ことが良くある。
人の言うことをフンフンと聞いているんだけど、相手が何を言っているのか、何を言いたいのかをわかってないような気がする。
人の考えとか思いとか、そういうジャンルのことが理解できないのか、それともすぐに忘れてしまうのか。
いくらこちらが説明しても何も情報が更新されてなくて、たとえ一時的に更新されても、母の頭に元からあった考えが、何故だか再び上書きされている感じ…というのかな?
それはまるで、往年のドリフターズのコントみたいなんだ。
加藤茶の若者が一所懸命に説明するも、志村けんの爺さんは「で、おめぇは○○がやりたいんだろ?」と同じことを繰り返し言う。
ほぼほぼ、あんな感じ。あれが数日後、数か月後に起こるんだ。
物凄く不思議な現象なんだけど、あれっていったい何なの?
メモリーの容量がないの?
理解力が低いの?
聴覚処理能力に障害でもあるの?
わからないんだったら聞き返すとか確認するとかすればいいのに、それは絶対にしないんだ。さもわかったように聞き流し、結局何もわかってないんだ。
結果的には自分の都合の良いように考えて、それを「本当だ」と思い込んでしまうから困るんだよ。
父ともずっと「言った、言わない」で喧嘩してたなぁ…
母の「そんなことを言った覚えはない」は全く当てにならない。
そのセリフが出た時は高い確率で「言ってる」し、「○○はこうだ」と言う情報も本当かどうかわからないことが多い。
「頭の中を見てみたいわ!」である。本当に理解不能な人だ。