毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

『みいちゃんと山田さん』という漫画

『みんちゃんと山田さん』という漫画が話題になっていたので読んでみた(無料の1巻だけだけど)。

 

なんともやりきれない気持ちになる内容だった。

 

みいちゃんと山田さんは歌舞伎町のキャバクラで働く同僚だが、21歳のみいちゃんは小学生レベルの漢字の読み書きができず、後先のことが考えられず、軽率な行動やミスがとてつもなく多く、注意されると癇癪を起こし、事の善悪も判断できない。

 

そんな”みいちゃん”には(多分)知的障害があるんだろうと思われる。ASDじゃないの?と思うような場面も出てくる。とにかく「何かある」女の子なのだ。

 

何かと世話を焼く人もいるが、そのうち扱いが面倒になり、時には迷惑をかけられるので、なんだかんだと口実を付けて離れていく。店を辞めてほしくて(面白がって)虐める人もいる。

 

漫画のコメントには、みいちゃんに同情的な意見が多いように感じた。

 

『こういう子が幸せに生きられる世の中はないんだろうか?』という意見もあったが、私は複雑な気分になった。

 

私はこういう人に同情はするが、正直言って関わりたくないと思ってしまう。こういう人が放つ「無意識の悪意」を受け流すことができないからだ。

 

積極的な悪意はないんだろう。

でもだからと言って、かけられる迷惑が「仕方のないこと」に変るわけではない。こちらが受ける精神的負担が軽くなるわけでもないのだ。

 

母も、親族の女性からは距離を取られていた。

関わりたくなかったんだろうな。

日常生活での「インクルーシブ」は、とてつもなく難しいのだ。

 

こういう人達のために宗教(まともな宗教ね)はあるんだろうと思う。

自分の力ではどうにもできない「宿命」をもって生まれてしまった人達。

 

報われない努力。理解されない生きづらさ。

現世では辛い人生だが、きっと来世がある。

死後の世界は幸せに違いない。

弱きものこそ幸いであるという教えは、彼らの心を安らかにするかもしれない。

 

この漫画を読んで、そんなことを思った。