毒親育ちの毒親考察

私の母は何かがおかしい

只今メンタルが撃沈しているので、「学校が嫌いだった」の話をしようと思う【その⑤ 子どもが独りで遊んでいると怒られるの巻】

 

思い出してみれば私はいつの年齢でも、独りで自分のしたいことをするのが好きな子供だった。それが楽しくもあり幸せだったのである。

 

でも世の大人は、子どもが独りでいるのを許してくれないのである。

 

大勢でワイワイやってないと「なんで?」と言われるのである。

なぜだか「寂しい子」扱されるのである。

昭和の時代は特にそうだった。

 

この「友達100人問題」に、私は生涯において苦しめられた気がする。

 

幼稚園の頃は保護者面談の度に「サルサルちゃん(私)は、いつも独りで遊んでます…」と注意を受けていたらしい。不安になった母から、何かと嫌味を言われたのを覚えている。

 

帰宅後に遊ぶ友達はいた。でも学校では独りでいたかったのである。

 

別に「はみご」にされているわけでもないのだが、みんなと一緒に何かしても面白くないのである。というか、自分がしたいように過ごすと「独りで」となってしまうのであるよ。

 

私は何か目標を決めて、それに向かって「独り特訓」するのが好きだった。だから必然的に「独り」となる。

 

幼稚園~小学校低学年の頃は「パズル」や「クイズ」をひたすら解いていた。小学生の頃は、雲梯の3段飛ばしの練習もしてたなぁ… あとはゴム飛びとか。周りの女の子ができないレベルに到達したときは、これ以上ない喜びを感じたものである。

 

そう思うと、何と言うのかな…

私は「農耕型」じゃなくて「狩猟型」の人間なのかもしれないな。

 

みんなと和気あいあいと過ごすよりも、何かを獲得したい到達したいという欲求が人一倍強いのかもしれない。

 

一般的に言うなら(あくまで一般的にだが)、女子よりも男子の方がその傾向が強いように思う。

 

男子と一緒にいる方が楽って言うのは、そういう所もあるのかもしれないなぁ…と思ったりする。

 

高校、大学と学年が上がるの連れて、「友達100人問題」は薄れていったように思う。

 

高校の時に初めて「私もそう思う」と共感してくれた子に出会ったが、その時は目の前にパッと光が走ったような気分になったものだ。

 

高校、大学にはそんな人が結構な数いたんだが、社会人になると、場の雰囲気が不思議なほど中学時代に戻った。

 

どこの会社でも同じなのか? あれは実に不思議だった。

 

それでも職場はまだましだった。

最も私を悩ませ苦しめたのは、それから10年近く後にやってくる「保育園ママたち」だったのである…