母から言われた嫌なことの中で、最も「わけわからんわ…」と思ったのはこれ。
「なんで知らんねんーーー!!!」
自分が知らないから娘の私に訊く。
で、私が「ちょっと知らんなぁ…」とでも言おうものなら、「なんで知らんねん!!!」とわめくのである。
実に不思議な言動だった。
親である自分が知らないことを、娘が知らないのは普通ではないか? 若いからこそ知っていることってあるだろうけど、例えばIT関連とか、でもそういう事ばっかりではないのよ。
「私は親だ、年長者だ!」と騒ぐのであれば、娘以上になんでも知っとくのがプライドというのもではないのか?
まぁ多分こういう図式だったんだろうと思う。
知りたい→目についた人に訊く→知らないと言われる→解決しない→イライラ→発散させたい!→「なんで知らんねん!」とわめく
ここで一般的には「自分で調べる」に至ると思うけれど、あの人は「自分で調べる」ことができない人だったので、相手に「知らない」と言われた時点でその問題は未解決に終わる可能性が高くなるのである。で、イライラすると。
「大学出てるくせになんで知らんねん!!」ともよく言われたな…
確かにあなたは低学歴だが、だから知らなくても良いとはならんだろう?
後悔していることは、それをあの人に言わなかったことだ。あ~ぁ、言ってやればよかった。「あなたは知らなくても許されるの? 知らなくてもいいの?」って。
でもねぇ…想像つくのよ、その後のあの人の表情が。きっと「キョトン」としただろうと思う。「へ? 私何かいけないこと言いました?」って顔。
あの表情を見ると一気に脱力する。
暖簾に腕押し
ぬかに釘
豆腐にかすがい
蛙の面に水
言わなくて良かったのかもしれない…な。